伊吹山の澄んだ雪解け水と吹き下ろす山風が育てるコシヒカリ

米づくりに
ついて

伊吹の大自然に育まれたお米

私たちの米作りは初春、種籾を水に浸すところから始まります。苗作りは、米の出来を左右するとても重要な作業。温度・水を適正に保ちながら、根が詰まった健康な苗を育てます。4月末ごろから田植えを始め、6月、根が張ってきた頃に水を抜いて中干しをします。雪解け水が豊富な天の川に恵まれる私たちは、雨が不足しても水に困ることはありません。夏は、稲以外の草もよく育ちます。畦の草刈りをしながら、柔らかい稲が逞しく成長していくのを見守ります。

時折、伊吹山から吹き下ろす「伊吹おろし」は、
稲の間によく風を通し、虫害や病気を防ぎます。
秋が近づき、昼夜の寒暖差が厳しくなると、米は甘みを増していきます。
一株が逞しく育ち、稲穂が垂れれば10月はいよいよ収穫です。

伊吹の自然に育まれた私たちのお米は、
粒がしっかりと太って透明感があり、
炊き上がりは一粒一粒が艶めいて、
口に含めばモチモチとした甘みがあるのが特徴です。
例年、農産物検査では「1等級」を獲得しています。

古くから米どころとして栄えたこの地では、米作りは当たり前の営みです。
大きな不安や心配を抱えることなく、毎年良質なお米を安定して収穫することができる。
とても恵まれた、贅沢なことなのだと思います。

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